みなさんには思い入れのある道具ってありますか。時々「KoiKoiさん、物持ち良いですね汗」と人から言われることあるのですが、それだってせいぜい2〜3年の話。20年を超えてくるほど長く、自分の手元にある道具はAIR CRAFTのギター、そしてVHT GP3と2902パワーアンプ以外、他にありません。
VHT GP3と2902
先述のとおり、現在使用しているアンプはVHT GP3と2902の組み合わせです。詳しい機能とか、スペックはその道のプロが書いてくださっていますのでここで多く述べませんが、これはもう僕の音に一部なっているのかな、と最近思えています。
ところが、つい最近になって出音が安定せず、用途に耐えなくなっています。リペアの時期かもしれません。5年前に修理を担当してくださったリペアマンのお店が、受付を一時中断しているのでなかなか修理できない。そんな手がかかる奴ですが、こいつにしか出せない音って、確かにあると思っています。

購入したのは2902の方が先です。パワーアンプ買うぞ、と意気込んで訪れた楽器屋さんには「VHT2502」と「MESA 2:90」も販売されてあったのですが、その時なぜ2902にしたのかはよく覚えていません笑。当時僕は20代そこそこで、EL34管と6L6管、KT88管の違いなんてわかりませんでしたし、巷にはネットあるにはあったけど、まだ普及する前でしたから、現在よりも情報へ辿り着く手段が圧倒的に少なかった時代です。とにかく「より値段が高い機種は性能がいい」くらいに考えていたのだと思います。楽器屋さんで購入して、クソ重たいアンプを引きずりながらやっとの思いで帰宅したのを覚えています。それ以降は
aguiler 1911 Tube Pre
VHT 2902
ROCKTRON REPLIFEX
CUSTOM AUDIO JAPAN 212スピーカーキャビネット
という設定で鳴らしていました。その後、ネットが普及し始めた頃にサウンドハウスさんでGP3を購入しています。
故障•••そして長い冬眠
システムが完成してから2ー3年ほど後でしょうか。いつものようにギターを弾いていたある時、2902パワーアンプ内部でポン!という音と共に火花が散ったの見えて、それ以降電源が入らなくなってしまいました。
パワーアンプとスピーカーを繋ぐにはスピーカーケーブルというのが必要なところを、単なるシールドで繋げてたことが原因じゃないかと思っています。当時のネットには今のようにたくさんの情報はありませんでしたし教えてくれる人もありませんでしたから、仕方がありませんね。
これ以降2902は長い冬眠に入ります。じゃあその間なにもしていなかったか、というとそんなこともありません。PCの性能がどんどん上がっていくにつれて、DTMの間口も広がっていました。
DTM環境が整ってきた00年代中盤
2000年代は、ようやく個人でもDTMができる環境になってきた時代です。今調べてみましたが、ablton Live4のリリースは2004年とのこと。まさしく僕が初めて使ったDAWはそれで、DTMを始めた年と合致します。はじめはGP3についているスピーカーシミュレータ端子からM-AUDIOのインターフェースに繋いで宅録していました。しかし、GP3のスピーカーシミュレータはお世辞にも性能がいいモノではなかったし、プラグインのアンプシュミレータも音質的にまだまだ、という頃。なので悶々としていた期間です。
2902 冬眠から覚める
そして時代は下り、今から5年ほど前でしょうか、どこかでUNIVERSAL AUDIOのOXというアッテネータ?ロードボックスがあるという情報を嗅ぎつけました。どデカいパワーアンプでもフル稼働させられる上、しかもそれを録音できるとのこと。
「これがあれば、アンプをちゃんと鳴らしてDTMできるかもしれない」
と考え、眠らせていたアンプ達を物置から引っ張り出しリペアへ送り、戻ってきて以降、性能を活かす事が可能なりました。20年ほどの冬眠、長かったね。ちゃんと鳴るようになってよかったね。
ちなみに中央にあるメインスイッチは、本来VHT特有の緑色のスイッチなのですが、同じものがなかったため、リペアマンにご提案いただいたMarshallのスイッチに交換されています。なので、この赤いランプを搭載した個体はひょっとしたらこれだけかもしれない
参考曲2つ
このアンプのLEAD ch.に於いて自身でも気に入っている音色が出せたんじゃないかな、と考えている曲はこいつ。↓バッキングは行っていませんが、中盤にギターソロがあります。
カッティングはこちら↓
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